現在は、ボリンジャーバンド、RSI、一目均衡表などさまざまなテクニカル指標も、豊富に、使い勝手が良い形式で手に入るようになりました。
このような指標に自分で決めた条件設定通りの取引をする方法もありますし、四季報などで研究して自己規則を決めて取引をする伝統的な投資方法もあると考えます。
規則を決めてそれに従った取引をするのであれば、どちらの場合もシステム取引と呼ぶのではないかという意見があります。
しかし、本来のシステム取引と上記のような方法とを明確に区分する決定的な違いがあります。
それは、過去にさかのぼった上での確率的なデータの裏付けがどの程度あるかという点です。
もちろん、将来の株価動向を正確に予測するのは困難ですが、少なくとも過去はどうだったかを知った上で取引することはとても重要です。
とはいえ、確率的なデーター分析の必要性は理解していても現実になかなか実行できない事情もあります。
データが見つからなかったり、過去の事例が少なすぎたり、株価として存在してもでき高が少なく実際に取引できたか疑問のある場合もあり、個別銘柄ではなかなか対応できないものも数多くあります。
数字的把握、例えば勝率は何%で、どのくらいの期間続けた場合いくらの損益が出ていたのか、調子が悪い場合どの位の損失を覚悟するか、などをしっかりと知ることは、心理的動揺を防ぐ言う意味でも重要です。
日経225先物取引において、自己裁量(自己判断)によって利益を出し続けるにはそれなりの努力と才能が必要ですが、自己裁量での自分の限界を知って、システム取引を選択する決断力と実践し継続していく意志の力という才能以外、特別な才能を要しないのがシステム取引です。
